用語集

【AC】
 ACは、従来は、Adult Children of Alcoholics の略称で、アダルトチルドレンと呼ばれており、アルコール依存症の親を持つ成人した子ども達のことを指しました。アルコール問題と同様の現象がアルコール家庭以外の機能不全家庭の子ども達にも起こりうるということで、現在では、Adult Children of Dysfunctional Family(機能不全家庭出身の成人)を意味で使われることが一般的です。
 いわゆる「いい子」で問題を出さずに成長した人々が、生きづらさを感じることがあります。現在の自分の生きづらさが親との関係に起因していると認めた人をいいます。





【ADHD】
 ADHDは、Attention Deficit Hyperactivity Disorder の略称で、注意欠陥多動性障害と呼ばれています。基本的な症状は、発達的に不適切な程度に及ぶ注意散漫、衝動性、多動であり、程度の差はあるが、家庭、学校、職場などのすべての状況においてみられます。





【ADL訓練】
 ADLは、Activities of Daily Livingの略称で、日常生活動作を意味しています。人間が自立して日常生活を行うための基本的な動作のことです。
 食事、排泄、着替えなど、身のまわりの動作ができるように訓練することをADL訓練といいます。





【SAS】
 SASは、Sleep apnea syndrome の略称で、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれている、睡眠障害の一種です。
 睡眠時に10秒以上の呼吸の停止が、例えば,8時間眠ったとして1晩に40回以上無呼吸が起これば,睡眠時無呼吸症候群と診断されます。





【SST】
 SSTは、Social Skills Training の略称で、生活技能訓練と呼ばれています。
 例えば、自分の考えていることや気持ちを相手に上手に伝えられるように、ロールプレイなどを用いて訓練を行います。





【回想法】
 老人が過去の生活を振り返ること(回想)は老人に共通する心理的特性であり、ポジティブな意味があるという考えに基づき、回想を積極的に老人の精神保健向上のため用いる治療的技法です。
 回想法の目的は回想の過程を促進し,それらをポジティブなかたちで統合していくことです。





【グループカウンセリング】
 グループカウンセリングは、欧米では集団精神療法とは区別されていますが、我が国では、混同されて用いられることも少なくありません。
 比較的健康なクライエント群及び家族、特に母親に対する集団的援助法として用いられています。





【言語聴覚士】
 言語聴覚士は、難聴児、先天性聾、および脳血管疾患による後天性言語機能障害に対する言語訓練などを行います。





【見当識訓練】
 見当識訓練は、現実見当識ともよばれています。見当識訓練はまとまりのない言動を示す痴呆患者に対して,障害された現実認識を再教育しようとするものです。
 このプログラムには,教室型訓練と随時型見当識訓練の二つがあり,両者は併用されることが多い。教室型は少人数の患者グループを対象にして特定の治療者が一定時間の学習活動を繰り返すもので,患者の名前,今いる場所,今日の日付などの見当識や最近の出来事の学習に重点が置かれています。一方,随時型は患者と接するスタッフのすべてが関与して機会あるごとに患者に声をかけ,正しい見当識の強化を行います。





【サイコドラマ】
 心理劇とも呼ばれ、あらかじめ決められた筋書きどおりに劇が勧められるのではなく、診断的・治療的な目的のもとに、即興的に自発的に、ある役割を演じるという劇的な方法を用いて行われます。





【作業療法士(OT)】
 作業療法士は、 手芸、工作、その他の作業を通して、応用的動作能力または社会適応能力の回復を計るのがその主な職務です。






【GID】
 GIDは、Gender identity disorder の略称で、性同一性障害と呼ばれています。性(sex)が生物学的なものを指し、ジェンダー(Gender)は、社会的・文化的な性の特徴を指す用語です。基本的病状は、生物学的性と自分が男女どちらに属しているかという意識との乖離(かいり)です。






【児童福祉司】
 児童福祉司は、児童相談所長の命を受けて、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う等児童の福祉増進に努めるのがその職務です。






【社会福祉士】
 社会福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業とする人です。






【集団精神療法】
 複数の患者と複数の治療者からなる集団の対人関係を集団力学(グループダイナミックス)を通じて変えることにより治療効果をあげようとする精神療法です。





【職親】
 精神障害者の社会復帰について理解と熱意がある、精神障害者社会適応訓練事業に登録した事業主です。





【心理判定員】
心理学の知識や技術を用いて、心理診断を行う人です。





【精神障害者社会適応訓練事業】
 精神障害者の社会復帰を促進するために、精神障害者を一定期間事業所に通い、集中力、対人能力、仕事に対する持久力や環境適応能力等を養います。





【精神保健福祉士】
 精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神障害の医療を受けている者、精神障害者社会復帰施設を利用している者の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うこと(相談援助)を業とする人です。





【内観療法】
 内観療法は、吉本伊信によって開発された日本独自の精神療法です。
 「内観」とは、自己の内心を観察するという意味です。過去から現在に至るまでの対人関係における自己の態度を、他者を基点にして自責的観点から徹底的に内省することにより、自己中心性に根ざした自己の罪と他者からの愛を自覚し、自我へのこだわりから解放することにより、新たな自己の再構築と他者認知の変革を図ることを目的としています。






【箱庭療法】
 心理療法の一種で、砂箱の中に、人形や家、木、動物、乗り物等さまざまなものを配置し、自由に箱庭を作ります。箱庭は、子供の無意識を表現する場で、箱庭の作成は自己治癒のプロセスと言われています。






【プライマリ・ケア】
 プライマリ・ケアは、プライマリ・ヘルスケアとも呼ばれ、国民の健康や福祉に関わるあらゆる問題を、総合的に解決して行おうとする、地域での実践活動のことです。
 国民のあらゆる健康、疾病に対し総合的・継続的にかつ全人的に対応する地域の政策と機能といえます。WHO(アルマアタ,1978)は「プライマリ・ヘルスケアは,地域の個人や家族によって受け入れられる方法により,地域住民全体の参加を通じ,地域と国が負担し得る費用によって,地域住民が広く利用できるようにした重要な健康管理である。」と定義しました。






【森田療法】
 森田療法は、森田正馬によって開発された日本的な心理療法です。
 治療は、不安、恐怖、落ち込みなどはあたりまえの出来事として受け止め、悩むことは自然なプロセスという視点を確立し、悩みを生きていく姿勢を形成することにおかれています。






【理学療法士(PT)】
 治療体操、その他の運動、電気刺激、マッサージ、温熱、その他の物理的手段等を通して、基本的な動作能力の回復を図るのが主な業務です。






【臨床心理士】
 現代は、こころの問題が増加し、その解決をはかるために何らかの援助を必要とすることが多くなってきています。「臨床心理士」とは、臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を取り扱う「心の専門家」のことです。これまで日本では、このような心の問題に取り組む専門家は、「カウンセラー」「サイコセラピスト」「心理相談員」などの名称で専門的な活動を行ってきましたが、臨床心理士は、財団法人日本臨床心理士資格認定協会認定した「こころの専門家」です。





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